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自転車とスキー 趣味の部屋

自転車とスキーの記録

最近はブログアップするような場所を走っていないので、久しぶりのアップです。

熊本から水俣に向かうR3は三太郎峠と言う、交通の難所があったが、それは明治の頃に作られたトンネル
を使用したルートで、現在は昭和になって作られたトンネルを通るルートに変わり、難所では無くなった。
もっとも、今では西回り道路が作られ、R3を通る車もめっきり減ったため、自転車も走りやすくなった。
幸い、急遽振替で休みが取れ、天気も良いし、暖かい予ので
旧道巡りをしてみようと、車載で田浦まで行き、そこからスタートです。
R3を少し南に進み、左折。
最初は佐敷太郎に向かいます。

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案内板があるので、判りやすいです。

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案内板も種類があるようで。
進んで行くと、広域農道に出る直前で右折
広域農道に出る交差点は右折禁止。

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交通量が少ないのに何でかな~ と思ったら、
道の両側はトンネル。

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確かに、空いている道で、速度も出ているだろうし、右折は危ないかも。

こちらは旧道を進みます。

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傾斜は緩く、これなら歩きでも疲れは少ないかも(その分距離は長いですが)

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海浦が見えて来ました。

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しばらく進むと、佐敷隊道が見えて来ました。

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横から、トンネルの上の登れそうなので、登って見ると

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雨がトンネルの上から落ちないよう、雨樋の構造になっているのですね。

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トンネルの中は照明が無く、地面はうっすらと泥?が
泥はねしないよう、速度を抑えて進みますが、進んでも出口が近づいて来ない。
後ろは真っ暗なので、見ないようにして(見えてはいけない物が見えたら困りますから)
やっと出口。  ふう~、一安心

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トンネル内はレンガ造りで、滅多にお目にかかれないです。

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とは言え、走っている最中はゆっくり見る余裕は無かったので、出口から恐る恐る(笑

出口には、何やらデカイダクトらしき物が。

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何だろうと思ったら、現在のR3トンネルの排気でした。

そこからしばらく下って、芦北に到着。

JRの線路を、車は上を、歩行車と自転車はアンダーパス、との事。

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自転車は、進行方向別にレーンが区切られて下り、これなら安心かも。
少しR3を進んで、右折。橋を渡り、K56を少し進んで左折。

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ホントはR3を先に進んで、湯浦駅の先から旧道に入るのですが、
それだとチョイと面白く無いので、別ルートでトンネルに向かいます。

芦北広域農道を進み、林道に左折

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まあ、走りやすい道です。
んっ? この道は薩摩街道では無い筈だが、案内板が。
そして、方向が逆では?

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と思ったら、歩いて通れる道が。

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どうやら、明治以前、江戸時代の薩摩街道のようですね。
しかし、このような道を延々進むとは、自分には無理~
この辺りが津奈木太郎峠のようです。

下りになると、濡れた路面に落ち葉が。

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用心しながら、ユックリと下り、津奈木隊道に到着

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左から登る道が昭和のR3ですかね。

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こちらも、佐敷隊道と同じ造り

内部もレンガ造りです。

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こちらは短いので、少し気持ちに余裕が(笑

反対側にはこんな風

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さて、ここからまっすぐ進むと昭和のルート、

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しかし、それだと面白く無いので、トンネルを出てすぐに左折し、林道に入ります。

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今までの旧道も車が通らなかったが、こちらも車が通る気配が無い。

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下りでは滑らないよう用心して進み、

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看板が見えた。

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少し登ると、地図ではK323に繋がる道があるのですが、チェーンが張られ、完全に廃道に
なっています。

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そして、ストリートビューではK323側もチェーンが張られていました。
しかし、なぜか途中の道の一部はストリートビューがアップされています???

まあ、判らないことはスルーして、先に進みますが、傾斜がハンパ無い。
ここは自転車はまだしも、車では通りたく無いな~

登り切った場所には、芦北メガソーラーがありました。

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写真では判りにくいですが、かなりの広さ。
ここを管理しにくるのは大変だろうな~


こちらにも、ダロープ亭の案内が

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少し下ると、ありました。

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残念ながら、OPENまで1時間以上あり、今日は一人なので、パス。
もし、ここでランチしようものなら、しばらく食事抜きになりそうなので(笑

通常はK271から登るのですが、こちらもなかなかの傾斜。
家内の復帰ライドは・・・無理ですね

K271まで下ると、看板が。

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耳取峠とあるが、何処だろう? と調べたら、峠と言うより、ボルダリングの場所のようですね。

K271を北上し、K27に
この通りには、パン屋さんやお蕎麦屋さんがあるので、そちらで昼食を。
と思ったら、どちらもお休み。(泣

でも、そんな可能性もあるだろうと、パンを持ってきていたので、ハンガーノックの
心配はありません。
春を見ながら昼食タイム

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大野温泉の手前から左折し、K60に抜けます。
事前に通れることは調査済みなので、安心して進みます。

K60をしばらく進むと、黒岩方面の案内がありました。

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そう言えば、まだ行った事がないので、行ってみようと右折。

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しかし、進むにつれ、傾斜が・・・
これは失敗したかな~ 

黒岩の集落

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その先から分かれ道、右は球磨川に、左は鳥越に行きます。

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今回は、左の鳥越方面に進みます。
集落を過ぎると、更に通行量が少なさそうな道

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を過ぎると、アンテナが見えて来ました。

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アンテナの横を通り、

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ここからは更に、さあ滑って見せろ と言わんばかりの路面状況と激下り。

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無事に鳥越に到着

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ここからは路面も良くなるので、快適な下りを楽しめます。

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本日、唯一の安心出来る下りですね。

K272に右折し、R3の赤松トンネル北側に出ます。

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八代側に少し下り、旧道に左折。

眼鏡橋の案内や

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休憩所跡の案内が。

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そう言えば、津奈木隊道は別ルートを通ったので、案内板を見る機会が少なかったです。

この、赤松太郎峠は標高が低い為か、トンネルがありません。

旧道なのにやけにトラックやダンプが通るな~ と思っていたら、峠には採石場が

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そこを過ぎて下りになると、こちらは交通量が少ないようで、旧道らしい雰囲気

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クネクネと下り、道の駅田浦に無事到着。

しかし、怪我してから体力がガタ落ちになっているのを実感しますね~
とりあえず、これ以上体力が落ちないようにしなければ。


本日の走行距離  90km  獲得標高 1900m でした。

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そういう道やトンネルがあった事自体知りませんでした。
今まで南下する事に興味なかったからでしょうね。
下りのツルツル道路ももう走られる事だし復活ですね(^^)

2019.02.20 22:00 URL | せい #q7XswXQk [ 編集 ]

せいさん、こんばんは!
県南はなかなか走る機会がありませんでしたが、
走っていない道を探していると、八代以南は結構ありまして。
旧R3、最初はノーマルなルートにしておけば良かったかな~と少し反省しています(^^;)
昨日、今日と気温が高いので、路面も乾いて・・・
と思っていましたが、県南は雨が残ったようで、ウェットが多かったですね。
このような路面で10%越の下り、かなり恐怖感があり、かなり用心して進みましたので、復活は・・・
するんですかね~(^^;)

2019.02.20 22:30 URL | 1008 #- [ 編集 ]

佐敷隧道では、何か見ませんでしたか?又は何か聞こえたとか。実は、30年ほど前に佐敷隧道を測りました。
その時、地元の高校生に聞いた話が怖くて・・・!たぶん都市伝説的な物だとは思いますけど。
それにしても結構な距離と獲得標高ですね。今年はまだ、ロードバイクに乗ってません。

2019.02.21 09:24 URL | 読み逃げ屋 #- [ 編集 ]

読み逃げ屋さん、こんにちは!
事前に旧道を調べていたら、心霊等それらしいニュアンスが出てきましたが、全てスルーしていました。
何にも知らずに行った方が怖くないだろうと思いまして。(^^;
それより怖いのは花粉でした。
身体中の水分が無くなるのでは?と思える鼻水が(笑
帰りの車では、目がきつくて、一眠り。
まあ、走った道が杉林だらけでしたし、季節とコースは考えないといけないですね。

2019.02.21 12:39 URL | 1008 #9K64Lzaw [ 編集 ]

おー、三太郎峠ですね。そちらの方は走ったことがありますが、内陸側は知らないところばかりで興味深いです。
画像を見る限り、やっと以前の酷道ハンターに復帰って感じですね。

2019.02.21 15:35 URL | #- [ 編集 ]

あ、失礼しました。直前のコメントはわたしです、はい。

2019.02.21 15:37 URL | のぶ #- [ 編集 ]

のぶさん、こんにちは!
三太郎峠、昔の人は歩きや馬車でここを苦労して通っていたんだな~、 と思いながら走ってきましたが、
さすがに旧道を通る車は皆無で、少し(かなり)寂しい感じでしたね。
R3と球磨川の間の内陸部、東西方向の道が少ないのでルート選定が難しいのと、ホントに通行出来るのか微妙で、事前調査が欠かせないです。
あっ、心霊スポットの情報は、敢えて見ないようにしていました(^^;
しかし、以前はゆっくりと登れていた傾斜が、今ではヒーヒー言う始末、坂を登れなくなったのが残念です。

2019.02.21 17:38 URL | 1008 #9K64Lzaw [ 編集 ]

三太郎峠、なんか聞いた事(見た事?)あるなーって感じだったので記憶をたどると。
八代⇒御立岬⇒八竜山のルートを検討した時かな?
たしか田浦の赤松館と赤松太郎峠はなんか関係があったような。
レンガ造りのトンネル、いい感じですね。

2019.02.23 04:19 URL | みきたか #fEVpLNRc [ 編集 ]

みきたかさん、こんにちは!
三太郎峠、昔は難所でしたが、現在の道はそのような面影は無く、味気ないです。
ただ、峠道は、今回通ったのが明治時代で、江戸時代には別に道があったようです。
津奈木トンネルに向かった道が江戸時代のルートに近かったようで、佐敷もですが、トンネルと峠の場所が違うようですね。
ちなみに佐敷トンネル、雰囲気は良いのですが、事前に下調べすると近寄りたく無くなりますので、ご注意下さい(笑

2019.02.23 08:09 URL | 1008 #9K64Lzaw [ 編集 ]

同じ日僕は鏡町の牡蠣小屋に行ってました(^^)牡蠣小屋いっぱいだったらダ.ロープ亭まで走ろうって言って出発してました(^^) 写真見る限りやっぱり山奥ですね(^^;
牡蠣小屋開いてて良かった(笑)

2019.02.28 17:05 URL | お好み焼きSD #- [ 編集 ]

お好み焼きSDさん、こんにちは!
そう言えば、今年は牡蠣小屋に行って無かった。
多分、行かないままだろうな~
しかし、そこからダ・ロープ亭まではチョイと大変かも。
あっ、ヘン○イのSDさんなら問題無かったですね(^^)

2019.02.28 17:23 URL | 1008 #9K64Lzaw [ 編集 ]

祝三太郎巡遊大ルート走破
 
1)お写真最後のGPSトラックを電子地図「カシミール3D」の国土地理院2万5千分の1地図上に描いてみようとしていますが、まだ全ルートのプロットが終わっていません。それほどに壮大な遠征です。
 
 佐伯から下ってくる中央構造線がいよいよ尽きるこの広大で複雑な域を、一人自転車で見事に走破されたことにおどろきです。
 
2)西の国道3号線沿い近くの旧道、あるいは東の球磨川沿岸域は、部分的に頭にはいっていますが、その中央の、湯浦川、佐敷川、大尼田川、吉尾川、これらの中・上流域はどんな景観のところか、まったく想像のできない地域です。自分が出かけるなどの機会は、まず、ないと思います。走破されたルートを上記電子地図で3D風に描いた画像で楽しみたいと思っています。
 
3)薩摩街道のお写真がありました。よく保存整備案内がされているようです。このあたり、時代をもっとさかのぼると、律令時代の官道があったと聞いています。いったいどのあたりをどう通っていたのでしょうか。いまの三大峠道がそうであったのでしょうか。このことでつよく心引かれる土地です。麓まで車で行き峠あたりまで徒歩ででも訪れることができればさぞ楽しかろうと想像しています。

2019.03.19 21:40 URL | 池のカモ #- [ 編集 ]

池のカモさん、お久しぶりです。
佐敷川などの中流域はのどかな田舎の風景ですが、
上流となると、大関山の裾野となり、なかなか険しくなりますし、道も未舗装となるので、なかなか散策もしにくいですね。
電子地図で3Dですか、見ているだけで楽しそうですね。
薩摩街道、時代により道も変化しているようで、今回は偶然ですが、明治時代と江戸時代、両方のルートに遭遇することが出来ました。
江戸時代の峠、歩いて通るのも困難な場所もあるようですが、昔の人達が通っていた道と考えるとロマンがありますね。

2019.03.19 23:31 URL | 1008 #- [ 編集 ]













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